あん摩・指圧・マッサージ

概要

手や指等で、揉む、さする、おす、たたく、ふるわせる、引っ張るなどの手技を行い様々な症状、疾患を改善しようとする手技療法です。

私もそうですが、皆さんも無意識のうちに具合が悪くなった時に患部や背中をさすったり、撫でてもらったりした経験があるのではないでしょうか。肩こりであれば肩へ、頭痛であれば頭へと人は自然と手が伸びます。温かな手で愛情を込めてさすってもらった時に身体が軽くなったり、心が安らかになったりします。赤ちゃんがお母さんの優しい手で背中をさすられたり、叩かれたりする時に泣き止んだり、眠ってしまうのも本能として伝わり感じるものがあるからです。

このように人は太古の昔ら経験として「手を当てる」行為が人の心身を癒す効果がある事を体験として自然と理解していました。これは原初の医療行為の始まりとも言えます。

そして、長い歴史の中で積み重ねられてきた経験から体系化されたものが現在の世界中にある手技療法で、「あん摩、指圧、マッサージ」もその一つです。近年注目される筋膜リリースやタッチフォーヘルスなども按摩指圧マッサージの派生とも言えます。

近年においては「幸せホルモン」がマスコミ等でも取り上げられています。あん摩指圧マッサージ受けている時や人と触れ合う時に「気持ち良い」「心地よい」と感じるときに分泌されます。

期待できる主な効果 血流改善、リンパ液の循環改善、筋肉の弛緩、筋膜の癒着剥離、デトックス効果、新陳代謝の促進、自律神経の調整、リラクゼーション効果、ストレス緩和

「幸せホルモン」といわれる「セロトニン」「オキシトシン」などの分泌促進

期待できる主な症状 腰痛、肩こり、頭痛、頭重、眩暈、耳鳴り、倦怠感、全身疲労、眼精疲労、食欲不振、不眠、手足の冷え、神経痛、痺れ、脳卒中後遺症、高血圧、変形性関節症、けがの後遺症、自律神経失調症による不定愁訴など。

「あん摩指圧マッサージ師」として一つの国家資格になっていますが、「あん摩」「指圧」「マッサージ」はそれぞれに起源や理論、使い方などが本来は異なります。知らない人も多いかと思うので参考程度に記しておきます。

あん摩について

  • あん摩は古代中国から日本に伝わったといわれています。主に「押す、揉む、さする、なでる、たたく」などの手技で心身を整える療法です。日本では江戸時代に盛んになり現代に至ります。
  • 主に心臓から遠ざかるように施術していきます。(遠心性の手技)

指圧について

  • 按摩の中の「押す」手法が独自に発展したと言われています。日本古来の武術の活法、関節運動法などの技術が合わさり一つの手技として体系化していきました。
  • 「持続」「集中」「垂直」の原則を主軸に、親指や手のひらを多用します。ゆっくりや早く押す、急に離す。強くや弱く押すなどの緩急を織り交ぜながら刺激を与えていく手技です。
  • 「Shiatsu]は世界の共通語として認識されています。

マッサージについて

  • マッサージは西洋が主な起源とされます。ヨーロッパの中世から近代を通じて「内科、外科、整形外科」などの西洋医学の領域でも応用されてきました。スポーツドクターやトレーナーなどによるスポーツ選手へのケアなどが代表的です。
  • 主に末端から心臓に向かって施術をします。(求心性の手技)
  • 直接皮膚に触れて刺激を与えるのが本来の手法です。オイルや専用の粉を使用して滑りを良くすることが多いです。心臓に向かうことで血液やリンパ液の循環を促進して新陳代謝を促し、老廃物の排泄を促します。

当院の施術の特徴

  • 神経、筋肉、骨格などの構造、働きなどの解剖生理学の視点と経絡経穴などの東洋医学的視点をバランスよく総合的に判断して施術にあったています。
  • 施術は症状、目的により筋肉へのアプローチが主になったり、自律神経の調整主になったり、経絡経穴の刺激が主になったりと個々により異なります。
  • 実際の施術では按摩、指圧、マッサージ、骨格矯正、筋膜リリースやなど多岐に渡る考え方、手技を分けることなくアプローチしています。
  • 西洋で発展してきた「カイロプラクティック」や「オステオパシー」の考え方や手技も織り交ぜています。
  • 鍼灸や吸い玉と組み合わせての施術も行っています。「お任せトータルプラン」で提供しています。