患者様の声

皆さんの感想や体験談を少しですが載せてみました。ご協力いただいた方々へ感謝申し上げます。

当院からの記載内容は専門用語は基本的に使わず表現する事に努めてあります。また、ホームページをご覧の方の参考に少しでもなれば幸いに思います。

坐骨神経痛が一回で緩和してびっくりしました。(横浜市青葉区在住。T・K 主婦&会社員)

立ち仕事をしているせいか腰や足の疲れがいつもたまりがちでした。コロナで続けていた水泳もやめてしまい体重も増加。足の裏が痛くなったり、腰が痛くなったり、太ももに痺れが出てきたりと徐々に不調を感じるようになっていたと思います。そして、自宅のリホームの予定があり片付けのため一階の荷物の整理、二階への運搬など普段あまりしない動作が負担なってしまったのか左のお尻から太ももの裏側、膝あたりまで痺れ感と痛みが出てしまいました。整形外科で鎮痛剤と湿布を処方してもらい様子を見ていたのですが全くよくならず仕事にも支障を感じて途方に暮れている時に昔受けた事がある鍼灸治療を思い出して近くを探しました。数十年ぶりの鍼灸で緊張もしましたが丁寧に説明をして頂き、緊張をほぐす為かお話をしながら受ける事ができて思ったよリラックスして治療を受ける事ができました。しばらくかかるだろうなと思っていたのですが一回の治療で翌日には大分楽になり数日後には治ってしまい鍼灸がすごく効く事にびっくりした次第です。そしてもう一つびっくりしたのは調子の悪い箇所を治療するのに手足や頭、お腹まで全身に鍼を刺された事で体中の血行が良くなり、溜まっていた疲れが一気に抜けた感じがした事です。夜もよく眠れるようになったと思います。ありがとうございました。

この度は感想をお寄せいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

T・Kさんはロキソニン錠やロキソニンテープを併用していて様子を見ていたようですがほぼ効果を感じなかったとの事だったので、炎症よりも「神経痛」による痛みが強かった印象を受けました。臀部から下肢への痺れと痛みもあり結構辛そうでした。鍼灸は経験者との事ではありましたが間隔が開いていたので鍼や灸に対する感受性を気にしながらの施術となりましたが、心理的な緊張もほぐれ受け入れ状態が良さそうと判断してしっかりと鍼を打っていきました。今回使用した鍼は0.2㎜×50㎜と0.25㎜×60㎜を使用して腰部と臀部、ハムスト、下腿へ電気鍼を施術。その後に全身の凝り、ゆがみ、疲労、ストレス緩和などのために神経、筋肉、経絡などを考慮した全身施術をしました。結果としては80%程の改善がみられて3日位でほぼ緩和した様子でしたので施術の量、質ともに良い感じに収まったと思います。

腰痛治療に加えて生活指導やストレッチ、予防対策までケア(横浜市在住 A・S 会社員 65歳男性)

6年ほど前から慢性的な腰痛治療でお世話になっております。私は鍼灸が苦手で怖いのでマッサージを中心にお願いしています。ここではマッサージの治療に加えて生活指導やストレッチなどのメニューと予防対策までケアをして頂いています。その時々のやり取りから自分では気が使いない点まで助言して頂けるのが助かります。また、ご夫婦の診療所という基盤を活かしてパートナーシップで連携したチームワークを発揮されていると思います。ご夫婦で連携した明るく温かい治療院の雰囲気が良く、体と心のリフレッシュにつながっています。今後、我々シニア層のフォローにもさらに力を注いで頂きたいと大いに期待しています。シニアへのフォローは地域社会の貢献に非常に大切だと思います。今後ともよろしくお願い致します

この度は感想をお寄せいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

A・Sさんは鍼灸、あん摩指圧マッサージ、整体、カイロプラクティック等など治療経験の豊富な方でした。過去の経験から鍼灸は苦手との事だったので「手技」中心でお受けする事になった方です。感想文の印象でもわかる通り大変真面目で、きっちりした方です。食事、運動、睡眠などご夫婦で健康に留意していて素晴らしいと思います。慢性腰痛の方は特に若い時にアスリートで怪我をしたとか、ヘルニアや脊柱管狭窄症などの器質的な問題もありません。医療機関でのレントゲンやMRIなどの検査も問題ないとの事です。基本的に日常のウオーキングやジムでの運動を頑張りすぎて負担がかかった時や付き合いでお酒の量が増えた時、仕事が忙しかった時などです。筋肉の疲労が主な要因ですが、加齢も重なってきた事により腰にでやすいのかなと思います。また、猫背で身体が硬いのも響いているかもしれません。
施術は全身のあん摩指圧マッサージ+ストレッチが主で行っています。刺激はピンポイントで強くしますが全体的には軽めの施術で緊張やわらげ、血行、リンパ液の流れを促進する手法と取っています。また、ツボへの刺激も入れて自律神経を整える事に留意しながらより効果的にアプローチをしてます。長年デスクワーク中心で座っている時間が長いのもありハムストや臀部が硬くなっている印象です。年齢的にも股関節や膝にでやすいのでストレッチはこの部位を入念にしてます。これから高齢者の域に入りるので全身のメンテナンスをさせて頂ければと思っています。

頑固な便秘が解消。薬もいらなくなりました。(横浜市在住 T・Y 主婦 40代女性)

ここ10年くらい奥様先生にお世話になっています。いつも明るく、気さくな方なのでお話ししながら鍼灸治療を受けられていて、安心してリラックスしながら治療を受けています。
初めての時は頑固な便秘で苦しんでいました。クリニックをいくつも受診して薬を処方されてだめで、最後は大学病院へ紹介して頂いたのですが、薬を多少変えての処方薬を中心に薬ばかり飲んでいました。長期間の便秘のせいか冷え、浮腫み、肌荒れなどいろいろと出てきて徐々に精神的にも不安定になっていまい心療内科での治療も始まりました。便秘で苦しいのも大変なのですが、心療内科の処方薬がきつくて、眠くなる、ふらふらする、思考がまとまらないなどあり本当にきつかったです。こんな状態ではさすがにだめだと思い友人や知人に相談したり、ネット検索で情報を調べたりして「鍼灸」が多くの症状に効果があることを知りました。鍼灸は最初怖い印象だったのですが、ダメもとで紹介していただきこちらの治療院を受診する事となり、最初は緊張もしましたが奥さまやご主人の人柄にその不安もすぐ消えてゆだねる事が出来たと思います。徐々にではありますが徐々に改善していきおかげさまで普段は薬もいらなくなりました。気さくなおしゃべりでリラックスできたのと食事や運動などのアドバイスも効果的であったと思います。特に偏食で、食事の内容とリズムが崩れていたことを指摘されて相談しながら食習慣も改善できた事も良かったです。本当にありがとうございます。感謝しています。

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T・Yさんのように医療機関での検査を経て重大な危険因子が無い事は安心できても、肝心の便秘症状が薬で改善しない人は多いように感じます。強制的に排便する薬もありますが自律的に規律性のある排便リズムがなかなか難しい方々です。T・Yさんの場合は習慣的な慢性の便秘に該当すると思われます。長年薬に頼ってきた事もあり自律的な腸の動きとリズムが完全に崩れている印象で、食習慣も好き嫌いが多く、偏食傾向で、食事の時間もバラバラでした。また、ご本人は大変真面目で努力家なのですが色々な事を抱え込んでしまう性格でストレスも大きくなりがちの様子でした。私の生活習慣からすると心身が疲弊するのも当然かなという感じです。様々な薬を服用、期間が長い、精神的にも負荷が大きいなどの理由から焦らず、じっくり鍼灸治療に取り組んで頂きたい旨をお伝えしました。鍼灸治療としては、「自律神経を整える」「胃腸の働きを良くする」「ストレスの緩和する」などを意識した東洋医学的アプローチをベースとしました。鍼灸が初めての方だったので最初は控えめにしていましたが、私の経験上から、頑固な心身の不調を整えるにはある程度しっかりした施術が必要と考えているため全身のツボへ50~100か所位鍼を打っていきました。響く感じもあるので最初は怖いのと緊張があるようでしたが徐々に慣れて鍼を打たれながら気持ちよくなり眠っている事もしばしばあるようになっていったと思います。また、あん摩指圧マッサージも併用して相乗効果を上げる事が出来たと思います。その他、食事内容や睡眠時間、運動など多岐にお話ししながら施術していく中で徐々に改善していったと感じます。心と身体は相関関係にあります。T・Yさんの便秘が改善しただけでなく、心の疲れや重荷が改善して心身ともに元気になって本当に良かったと思います。

肘が痛くて受けた鍼灸治療(横浜市在住 Y・S 主婦 50代女性)

細かい事が好きで趣味の裁縫に集中しすぎたあたりから違和感がありました。いつもならほっとけば治るので様子を見ていたのですが、久しぶりにテニスを友人としたら悪化してしまい肘がさらに痛くて来院しました。初めに丁寧に話を聞いてくださり、的確な検査と、症状の改善への取り組み方などの説明を受けました。鍼とお灸の治療でしたが、痛すぎも、暑すぎもせず、ゆったりとした気持ちで施術の時間を過ごすことができました。治療後の注意も優しく説明してくださり、定期的に受けてみようかと思いました。今この感想文を書いていて気がついたのですが、痛みはかなり減っているのにびっくりしています。ありがとうございました。

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Y・Sさんは几帳面で細かい事が好きな方です。特に趣味の裁縫と読書、パソコンやスマホでのネットを見ていると時間を忘れて集中してしまうとの事。手の痺れなども無い事から使いすぎによる慢性的な疲労の蓄積が主な原因と考えました。久々のテニスでダメ押しをしてしまった感じです。その他に首肩こり、片頭痛、眼精疲労、手足の冷え、睡眠が浅いなどもあるとの事でしたので血行やリンパ液の流れ、自律神経の乱れなどが考えられます。年齢的にも更年期の影響があるように感じます。
治療は鍼灸とあん摩指圧マッサージの併用として、最初に患部の肘を中心に上肢、手への施術を筋肉や神経の構造や働きを意識して電気鍼を行いました。その後に自律神経や血行、リンパを整えるための全身への施術を行いました。私の経験からすると軽症の方だったので1回の施術である程度の症状緩和なり良かったと思います。性格が真面目で頑張り屋さんの方はついやりすぎとなりがちです。個人差はありますがほどほどに収めるようにしましょう。

最初に細かく説明してもらったので安心感を得られました。(横浜市在住 H・T 会社員 46歳男性)

ぎっくり腰となり動くのもやっとな感じだったので、鍼灸が未経験だったので緊張と怖いのとがありましたが背に腹は代えられないため思い切ってこちらの治療院で鍼灸の治療を受けました。最初は緊張と怖いのとで全身から冷や汗が出るほどでしたが、よく声をかけて頂きながら緊張をほぐして頂いたのも良かったのか思っていたほどよりも痛みが少ないと感じました。さしてもらった箇所が軽くなった気がいたします。帰りには曲がっていた腰も伸ばせるようになりまっすぐ歩けました。靴下を履けたのにはびっくりして鍼は効くんだなと実感しました。2~3日後の様子を見てみたいと今思っています。また、鍼とは関係ないですが、椅子の座り方、タオルでの腰への補助の仕方なども指導していただきありがたいと思いました。初めての鍼灸治療でしたが、最初に細かく説明してもらったので安心感を得られたと思います。

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歯磨きをしている時に「ピキ」と腰に痛みが軽く走り、その後徐々に動けなくなってしまったとの事でした。仕事が忙しく、不規則な生活が続いていたとの事なので、全身の疲労が腰痛として現れた感じでしょうか。ぎっくり腰は初体験で、慢性的な腰痛や痺れも基本的に無い感じなので典型的な急性腰痛だと思います。治療は筋肉と神経を意識して、患部の腰を中心に臀部、ハムスト、側腹部、前腹部などへ電気鍼と個別の刺激操作を行いました。鍼灸は初めての方でしたが鍼の受け入れも良く、響く感じも平気な感じだったので、60㎜と90㎜の鍼をしっかりと打っていきました。腰痛自体は局所なのですが、原因としては疲労、胃腸などの消化器官の機能低下、デスクワーク中心で運動不足、血行不良などが重なった結果として、身体からの自己防衛としての悲鳴なので全身への施術を行いました。施術の後半は眠っていたのでリラックスもできて、自律神経も整い、疲労回復につながったと感じます。

アットホームな対応が良かったです。(横浜市在住 O・K 自営業 32歳女性)

私は10代の頃から肩こりが酷く、頭痛も月に何度かあります。マッサージをたまに受けるのですが今回も何処か自分に合う先生がいないかなとインターネットで探していました。たまたまホームページを拝見して、良さそうだったので今回受けてみた感じです。ご夫婦でやっているとの事だったので安心はしてましたが、初めての時から、とても気さくに話しかけて下さって緊張も解けました。「鍼も良いよ」と勧められましたが苦手だと話すと無理せずにマッサージ中心で行きましょうと快く受けてくれました。治療も気持ちよく受けることができたと思います。アットホームな対応でとても良かったです。マッサージも上手でした。慣れてきたら鍼灸も挑戦しようかなと思いました。

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O・Kさんはなで肩で、首が長い方で骨格の構造上「肩こり」はなりやすい印象です。学生時代は運動部で汗を流していたのでバランスがなんとか取れていたと思うのですが、社会人になり運動習慣もなくなり、自営業でなにかと心身にストレスもかかるようになったのが大きいのではと感じました。手足の冷え、生理痛なども強く夏でも足が冷え、生理の時は鎮痛剤が必須との事から全身の血流やリンパの流れや巡りが悪く、自律神経のバランスも崩れていると思われました。
ベストチョイスとしては鍼灸や漢方で整えていくのが良いケースではありますが、苦手との事だったのであん摩指圧マッサージの手技を中心に全身への施術を行いました。また、胃腸などの消化器系を含めて全身を温めるため軽めの簡易的な温灸を手足のツボに施術して、腹部に「箱灸」という温灸を20分ほど施術して全身温めて巡りを良くするようにしました。頭頚部への施術では深く眠ることができた様子で、目もスッキリして視界が明るくなり、表情も元氣になってよい感じだと思いました。
O・Kさんは鍼灸を経験して「苦手」なのではなくて、「未経験で怖い」思いが主なので慣れてきて気心が通じてきた頃に挑戦して頂ければと思います。施術の効果も本人が前向きに「受けてみよう」「受けたい」と思って受ける事が大切です。効果に差が大きくでます。

鍼灸初体験。治療後は体がとてもポカポカ。(横浜市在住 M・ K 主婦 40歳女性)

軽い肩こりと日々のストレス、天候の変化による頭痛などがありたまにマッサージや整体を受けていました。知人との会話から紹介されて初めて鍼とお灸に興味を持ち、こちらの治療院で経験しました。ご夫婦で鍼灸をするとの事で二人で対応して頂いたこともあり、お話も伝えやすかったのととても安心できました。最初は緊張しましたがこれから使う鍼を見せてくれたり会話しながらでリラックスして受ける事ができたと思います。治療後は体がとてもポカポカしてお風呂上りのような感じでした。先生のアドバイスから運動を続けて行けば不安な気持ちもなくなるのかなと思うことができました。とても親切なご夫婦でよかったです。

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M・Kさんは鍼灸が初体験との事だったので細かな説明を心がけました。信頼と安心感があるなしで治療効果も変わります。本人には軽い肩こりとの自覚ですが、結構頑固な印象で頭痛も肩こりと血行不良による緊張性頭痛が主な印象です。手足の冷え、生理痛、天候に敏感などから血行不良や自律神経の乱れが予想されます。細めの鍼と温灸での全身治療と慣れているマッサージを併用して施術しました。仰臥位での施術では手足の先まで温まり、胃腸が活発に動き始めてお腹もよくなっていました。
血液やリンパ液などの流れが滞りやすく、身体の熱を作る力が弱くなっているので気が向いた時にでも良いので少しストレッチや運動をした方がよい事とショウガやニンニクを意識して摂取したり、ご飯やみそ汁などを充実させて身体を温めると良いとアドバイスさせて頂きました。

体と心がリフレッシュ。ギックリ腰恐怖症が気が付けば改善。(川崎市在住 K・I 主婦 年齢 68歳)

治療院に通い始めてもう7年になります。68歳のうら若き女性です。予約できるので仕事帰りに通院してます。体調が悪いとすぐに不安になるタイプで、そんな時に身体と精神面をリフレッシュしてから家に帰るというパターンがとても助かっております。何しろ来た頃は「ぎっくり腰恐怖症」と言っても良いほどに腰が弱く不安を抱えて苦しんでおりました。しかしここに通うようになってからは、気がつけばだいぶ前から腰痛が減り、気持ちも軽くなくなっておりました。不安になる性分なので今までいろいろな所に行きましたがこんな感じは初めてで良かったと感じています。ご夫婦は良く話を聞いてくれて、身体の事だけでなく何か心配事がある時も親身になって相談に乗ってくれます。先生が話しやすく優しいのでついつい話しているのかもしれません。仕事は65歳ぐらいまでだなと思っていましたが、もしかしたらまだまだ頑張れるかもと思うこの頃です。これからもよろしくお願いいたします。

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K・Iさんは慢性的な腰痛で年に数回はぎっくり腰をしていました。パートの仕事と主婦業で身体は使っているのですが最初は筋肉も少ない感じでした。また、明るく元気で前向きな方なのですが、若い時に強いストレスから心身を悪くした経験もあり現在もストレスには敏感で体調に表れやすいタイプです。天候や季節の変わり目には顕著である印象です。
施術は病院、整体、鍼灸など経験豊富な方ではありましたが施術に対する感受性も敏感であろうことから「あん摩指圧マッサージ」を中心にスタートしました。たまに鍼灸治療を入れながら、自律神経の調整を意識して全身治療を行い、生活の質の向上に努めました。運動は腰だけでなく膝や足首なども痛めやすい様子だったで水泳を勧めさせていただきました。数年が経過して年単位での継続効果があり、最近は2㎞を程休憩しながら泳いでいるとの事です。以前より健康な状態にあると思います。
高齢の域に入ってきて年相応に故障もあるかとは思いますが、楽しく、自分らしく、無理せずにご夫婦でがんばる姿を拝見していてうれしく感じています。これからも末永くお付き合いさせていただければと存じます。

気さくでアットホームな感じが気に入っています。(横浜市在住 S・O 会社員 34歳女性)

とても小さな個人の治療院なので最初はとても緊張しましたが、ご夫婦がとても気さくでアットホームな感じが気に入っています。鍼灸治療での通院ですが、体調によりマッサージもしていただいたりします。とても丁寧に治療してくるのが気に入っています。最近は入口が前よりオープンな雰囲気になりました。たまに前を通るので、受け付けにいるのかどうか見えると予約して行こうかなと思えて良いかもしれないです。

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S・Oさんは首肩こりや全身疲労が主な方です。日頃から仕事が忙しく疲れやストレスがかかったと感じた時に利用するタイプなので、その都度今日の状態と希望に合う感じで施術内容を決めています。生理痛や冷え性があるので血流やリンパの流れを改善する事にベースにするのと、身体を温めるようにお灸をしています。健康に対する意識もしっかりしているので日頃から予防を兼ねた鍼灸マッサージを続けて頂ければ良いと感じます。

処方薬も効かず仕事に支障が出る強さの頸椎狭窄症が鍼灸で改善。(横浜市在住 J・G 会社員 38歳男性)

年明けから感じていた右手の違和感や軽い痛みが、徐々にしびれや強い痛みに変わり仕事にも支障があるため3月末に整形外科を受診しました。レントゲンでの検査の結果「ストレートネックによる頸椎狭窄」と診断されました。湿布薬と鎮痛剤を処方され約1月間服用しましたが全く改善されず、痛みはさらに強まっていきました。仕事への支障も大きく出始めてきました。4月末になりこれではだめだと思い藁にもすがる思いで探してこちらの治療院を訪れました。鍼灸の治療経験はなくダメもとで「少しでも痛みが和らげば良い」くらいの気持ちでうけたのですが非常に効果がありました。1回目で痛みはほぼ半減。まったく薬が効かなく眠るのも痛みと痺れで眠れなかった私にとっては救いとなりました。数日後にまた痛みは出ましたが、二回、三回と施術していくなかで痺れが小さくなり、痛みも良くなり、痛みが出る間隔も長くなりました。仕事が忙しいこともあり完全に痛みと痺れから解放されてはいませんが、あのままの痛みが続いていたらと思うとぞっとします。その人その人、または症状によって効果は違うかもしれませんが、私にとっては最善の選択だったと思います。今後ともよろしくお願い致します

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J・Gさんはデスクワーク中心で基本的にパソコン操作で仕事をしている方です。仕事は忙しく多忙なため身体を動かしたり、十分な睡眠時間を確保したりがここ数年はできていないとの事でした。性格的にも真面目で、上手く手を抜く事が苦手なタイプなので頑張りすぎて自分の限界を超えてしまった印象です。幸いだったのは多忙な日々ではありますが首肩の強度の凝り、ストレートネック状態な頸椎の他はいたって健康であった事です。
東洋医学系の治療は初めての方でしたので様子を見ながらのスタートでしたが、鍼を試し打ちしてみた感じでは受け入れも良い印象だったので初日からしっかりとした鍼灸施術を行いました。鍼は0.25㎜から0.30㎜の太めのものを使用して首肩周りの筋肉の緊張と血流を改善していき、鍼の刺激にも慣れてきた頃合いで電気鍼を行いました。鍼を打つ箇所は頸椎から出ている神経の流れを意識して首肩から手まで施術を行いました。少しキツイかなと思いまいたが結果として緩和する事ができて良かったと思います。ここでのポイントは解剖学的に筋肉の構造と神経の流れを施術者がしっかりと頭の中に描けているかではないかと思います。深い部位の筋肉や神経走行への鍼をする時には手の感覚と知識が無いとリスクが高い施術となってしまいます。

私の人生からまさか薬とさよならできる日が来るとは。(横浜市在住 Y・U 会社員 38歳女性)

早いもので7年もお世話になっています。頑固な便秘、子育てや仕事での疲労と精神的なストレスにより不眠や食欲不振、イライラ等、心身ともに病んでいました。当時はどっぷりと西洋医学に浸っていて色々な病院を渡り歩きました。一度にいくつも薬を飲み、週に何回も痛み止めの注射を打ち、食事をしては強い下剤で下痢で出すことの繰り返しで、体重はどんどん減り、体力はなくなりました。母子家庭で一家の大黒柱でもある私は働かないといけないのですがまともに仕事にも行けない状態が続きくようになりました。
そんな私を見かねた友人の「鍼とか東洋医学も考えてみたら」の一言があり、知人の紹介やネットで探して鍼灸や整体など、良いと思われる治療院巡りが始まりました。そして先生夫婦と出会いがありました。当初は藁にも縋る思いで少しでも改善すれば程度に考えていて当然処方された薬も以前と変わらず服用してなんとやり過ごす日々でした。
時間はかかりましたが、その後の私の人生からまさか薬とさよならできる日が来るとは思ってもいませんでした。杖に頼らず歩ける、子供達と走れる、下剤を飲むことも考えずに食事ができる喜び。普通の事ですが私にとっては「奇跡」と言って良いくらいです。
先生夫婦は色々なアドバイスをその都度くれるのですが、日々の食事内容、ストレッチやウォーキングなどの運動、睡眠の工夫など、何度もやめたくなりましたが会うたびに「調子はどうかな?少しは元氣?食事は食べれてる?良く寝れているかな?トイレはどう?」と優しく声をかけてくれて、励みになりなんとか続けていけました。そして先生方から教わることがたくさんありました。
どうやら私は頑固というのか、くそがつく真面目なようで、とにかくストレスでよく体調不良になると気づかせて頂きました。忠告いただいても自ら拾う癖があるらしく、体調を悪化させ気まずいので黙っていてもすぐばれてしまう事がよくあります。それだけ患者である私たち一人ひとりを見て(診て)くれているのいるのだなと感じます。
先生夫婦は「血液検査や手術をしてあげられるわけではないから」と西洋医学の検査も積極的に勧めてくれました。その為かかりつけの先生にも変わらず診てもらいながら体調の変化を感じる事が出来たのも良かったし安心できた気がします。
先生夫婦は「私の頑張りたい」を応援してくれて、食事、運動、マッサージなど、「自分の力で自分を治したい」その気持ちを大切にしてくれていると感じます。私の努力を褒めてくれて、たまに怒られ忠告を受けます。一緒に喜んでくれます。一緒に泣いてくれます。そんな人間味あふれる先生夫婦に出会えたことが私の人生の宝物の一つになりました。先生夫婦は私と一緒に病に向き合ってくれて本当に感謝しています。
治療は身体に触れられることなので最初の一歩はすごく勇気がいりますが、先生夫婦はその「本気」の気持ちも大切にしてくださると自信を持って言えます。
私の経験から、悩んでいる時間もったいないので助けを借りてみませんかと今は言えます。以上長文乱筆乱文失礼いたしました。
PS: いつの日か先生と奥さんと私の子供達とディズニーランドに行くのが夢です

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Y・Uさんは心身ともに疲弊した状態で来院されました。肉体的には強度の便秘症、不眠症、偏食傾向、頭痛、手足の冷えなどが顕著で、環境的には親族経営の会社での経理責任者で実務的には経営者のような立場となり、家では2人の娘を一人で育てる環境にあります。ストレスが大きく、精神的にも常に気を張らなければならない状況がありました。様々な要因が重なり本人の許容度を超えた状況続き、徐々に心身を蝕んだ結果であると感じました。また、本人の感想にもありますが真面目な性格で手を抜く事が苦手、思い込みが強く、頑固な性格も良い個性ではありますが今回は悪影響として作用している感じです。初診の問診で1時間ほど話を聞き時間がかかるなと感じた私達は「時間はかかるが途中で投げ出したら意味はないよ」と本人の気持ちを確認してから施術の方針について話し合いました。「病は気から」とよく言いますが本人の気持ち一つが施術の効果にも大きく影響します。施術は鍼灸を主軸としました。ストレスと精神疲労の緩和、睡眠リズムの改善、自律神経を整える事を軸に全身治療をスタートしました。処方されている便秘薬、睡眠導入剤等はそのままとしてとし症状が緩和してきたら減らせるように主治医や薬剤師にも相談する方向性となりました。10年以上の病歴で薬も色々な種類を服用してきた身体はその影響が大きく、施術後の好転反応としての体調の変化の波も大きく、繊細な施術が必要となりましが年単位で心身ともに元氣になっていけて本当に良かったと感じています。今後も心身の状態、体調も、人生も色々あると思いますが、当院に信頼を寄せて頂ける限りは、長い目で見つめ寄り添っていきたいと思います。

きつい箇所を重点的に様々な方法でご対応頂いています。(横浜市在住 T・M 会社役員 39歳男性)

いつもありがとうございます。思えばもう10年近くお世話になっていると思います。いつも突然のわがままで、それを聞いていただいているように思います。施術についても同様で、きついところを重点的に鍼灸やマッサージなど様々な方法でご対応頂いています。決まった対応というわけではないのですが、非常に優しさを感じ、文字通り身も心もほぐされる気分です。引っ越してしまったこともあってなかなかお世話になる機会が少なくなりましたが、今後ともよろしくお願い致します

この度は感想をお寄せいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

M・Tさんは基本的には健康で、ストレスと疲労の緩和が主な方です。環境的に責任ある立場で多忙、付き合いの席も多く外食とお酒が多くなりがちで体重が増加傾向にあります。健康診断の数値的には問題ありませんがグレーゾーンもあり年齢的にも気をつける必要がある段階になっていると思います。また、デスクワーク、会議、PC操作ばかりで座っている時間が長いです。肩こり、頭痛、腰痛、疲労感などが主な症状です。原因は運動不足、体重増加、胃腸や肝臓への負担が気になります。施術は本人の希望を主に、鍼灸とマッサージを併用してその時々でバランスを変えています。鍼は太め、刺激は響きを強めに全身治療をしてます。あん摩指圧マッサージも強圧な感じで行い最後に自律神経を整える事を目的とした優しい施術をピンポイントで行いリラックスしていただいてます。長い付き合いとなり体質や癖、施術に対する反応も把握しているので「M・Tさん用のスペシャルメニュー」な感じとなっています。患者さんの体質、癖、性格、施術に対する感受性などを理解する中で「オーダーメイド色」が強くなります。

痛みに合わせて相談しながら施術してもらえるのでとても良い。(横浜市在住  F・M 主婦 51歳女性)

最初は義理の母が斉藤先生の所へ通い始めました。そのうち「すごくいいわよ」と紹介されて、私も5~6年前ほど前からお世話になっています。身体を動かす事が好きでテニスを夫婦で趣味としているのですが、年のせいか肩こり、腰痛、テニスエルボー、五十肩などいろいろと調子悪くなる事も多いと最近感じます。先生のところでは、その時々の痛みに合わせて相談しながら、指圧の他に鍼やお灸など施術してもらえるのでとても良いです。
数年後に義理の母は肺がんで亡くなりました。癌を発病してからも徐々に変化する体調や、癌からくる痛みなども色々と対応して頂き感謝しています。義理の母も「斉藤先生に施術してもらうととても楽になるの」と喜んでおりました。斉藤先生ご夫妻には無理なお願いを聞いていただきとても感謝しています。ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします

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F・Mさんは基本的には健康な方ですが、年齢的に更年期やホルモンバランスの変化が重なり女性の方は色々な変化が出やすい時期なのもあり、関節の痛みだけでなく、不定愁訴と思われる様々な症状が出てきている感じに思います。施術はあん摩指圧マッサージの全身治療を主としています。不調の程度が強い時は鍼灸を合わせて行い整えるようにしています。慣れている方なのでその時々に合わせて鍼や灸を工夫して施術しています。

とても気持ちよく、ツボの奥まで入ってきて効くマッサージが好きです。(横浜市在住 S・S 主婦 63歳女性)

マッサージがとても上手で、いつも気持ちよく受けています。ピンポイントで「ズーン」と響く刺激が体の中のツボの奥までまで入ってきてよく効く感じがします。ただ強く痛いマッサージを違い、メリハリがあり、しっかりと強い部分もありますが最後はいつも寝てしまう事が多いです。頭や首をやってもらう時は至福の時です。私も好きなので色々な所に行った経験がありますが、日頃のメンテナンスとして非常に良いと思います。

この度は感想をお寄せいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

S・Sさんはバレーダンスを永年してきて現在も週2回はレッスンを受け、その他にもジャズダンスもする活動的な方です。身体の柔軟性、筋力、バランス力など年齢的な平均よりかなり優れていると感じます。こういう方が100歳でも現役で頑張れるタイプかなと感じます。施術はあん摩指圧マッサージとストレッチを主に施術しています。基本的に身体的パフォーマンスが高い方ですが頑張りすぎて疲労が蓄積したり、筋を痛めてしまった時に定期的なメンテナンスも含めてご利用いただいている方なので、その時々の判断で手技を中心に様々なアプローチをしています。

なかなか治らない頚椎のジストニアが緩和。東京都在住 R・O 主婦 42歳主婦

かれこれ10年ほどお世話になっています。私はジストニアという病気になりました。姿勢をまっすぐにして立つ事が出来なくなり、首や背中が曲がってしまい、歩くのも大変な状態までなりました。いろいろな病院に行っては検査と処方薬を頂く事を繰り返してました。ボトックス注射も試しましたが症状が良くなる事はありませんでした。それでも「ジストニア」の診断がついた事は原因不明よりも正直安心した面もあります。ただ、決定的な解決法に乏しく効果的な薬もないのが現状で苦しかったです。家族や知人に相談したり、ネットで色々と調べていく中で鍼灸やマッサージなども効果的な事もある事を知り、紹介でこちらの治療院にお世話になる事になりました。藁にも縋る思いだったので本当にだめもとで少しでも楽になるのならという思いでした。鍼灸は怖いのと緊張してしまうので抵抗があったため相談したところ、マッサージを中心に徐々に慣れていきましょうと言っていただけました。すごく緊張しやすいので初めは力が入りましたが徐々に慣れていきました。ストレッチや呼吸の仕方などを教えていただいたり、質問にも丁寧に答えていただいたり、親身に対応して頂きました。時間はかかりましたが、徐々に症状が良くなり最近は落ち着いています。首が引っ張られる感じがたまにありますがそれも以前に比べたら調子が良いと思います。とりあえずは薬を飲んだりせずに日々生活できていて、まっすぐ立て、まっすぐ歩ける事に救われています。完全に治る事はなかなか難しいようなのですが今後も定期的にみて頂き症状が安定して良くなってくれればと願っています。

この度は感想をお寄せいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

O・Rさんは症状が強い時は首が曲がり、背骨が捻じれて、まっすぐ立てない状況でした。筋肉が緊張してしまい硬くなっている状態です。病院の検査でジストニアの診断は確定していました。処方された筋弛緩薬、抗不安薬、ボトックス注射などジストニアで一般的に使用される薬を試していましたがO・Rさんの場合は効果が小さかったようでした。O・Rさんは初診時の会話から家庭環境や人間関係でのストレスを永年抱えて精神的な疲労の蓄積で主訴のジストニア以外に様々な不定愁訴を抱えている事が理解できました。特に専門職でもなく、自覚するきっかけもありません。生真面目で、几帳面、責任感が強く頑張り屋さんな感じです。また、いろんな事を抱え込んでしまう事が多い感じです。少しずつお付き合いする中で幼少期から蓄積したものが潜在的なストレスとなり、脳の疲労や異常をともなって現在に至るのかなと思いました。鍼灸に抵抗があるとの事だったので、あん摩指圧マッサージ、その他の手技を主に全身施術を行っていきました。「筋緊張の緩和、ストレスや脳疲労の緩和、睡眠の質向上自律神経の調整」などを目的に施術に入りました。当初はなかなか難しい反応で効果も小さく施術する側としても悩みましたが、それでも徐々に安定してきた事に今は少しだけ安心しています。そして、なによりも苦しい本人が前向きにあきらめず通い続けてくれた事が大きいと思います。鍼灸やあん摩指圧マッサージなどの施術も基本的には「人が本来持っている自然治癒力」の手助けをしているにすぎません。小さなきっかけを作っているに過ぎないと思います。

ジストニアとは
身体の筋肉が異常に緊張した結果、異常な姿勢・異常な運動を起こす状態です。運動を行う回路に混線が生じた結果、運動するという命令が過剰に出ている状態と考えられています。この問題が実際の脳や脊髄の異常で生じることもありますが、ほとんどはレントゲンやMRIなどの画像検査に異常が出ず、実際の筋緊張の評価(筋電図検査、超音波検査等)を補助的に行い、症状と合わせて診断します。問題のある筋肉の緊張を緩和するボツリヌス治療や内服治療が有効です。
原因のはっきりしない特発性ジストニアが大半を占めますが、他にも薬剤の影響で発症する遅発性ジストニアや遺伝子異常によって起こる遺伝性ジストニアもあります。症状が多くの場所に出ている場合には脳神経外科的に治療することもあります。
ジストニアは疑わないと診断できない病気です。ただし「こわばり感」「つっぱり感」だけではジストニアとは言えず、そこを正しく判断するだけでも大いに安心される方も少なくありません。お困りの際は早めに専門医を受診してください。

ジストニアの症状
緊張する筋肉の場所によってさまざまな症状を引き起こします。

目があけづらい(眼瞼痙攣)
首が曲がってしまう(痙性斜頚)
字が書きづらい(書痙)
声が出しづらい(痙攣性発声障害)
話すときに舌が出てしまう(口舌ジストニア)
食いしばってしまって口が開かない(口顎部ジストニア)
階段を降りるときに足が内側に曲がってしまう(下肢ジストニア)
歩くときに身体が後ろに曲がってしまう(軸性ジストニア)
特徴としては、異常運動・異常姿勢は一定の同じものであること(常同性)・一定の動作において強く見られること(動作特異性)・症状を改善させる決まった動作がある(感覚トリック)などがあり、診断にも有効です。特に動作特異性に関しては、実際の職業での体の動きと強く関係している場合も多く、お悩みの方も少なくありません(音楽家のジストニア、イップスなど)。

ジストニア・患者様へ(NCNP病院・国立精神・神経医療研究センター)

とにかく痛い「坐骨神経痛」長編①~④ 横浜市在住 K・H 会社員 60代男性

坐骨神経痛体験記その1(概略)

坐骨神経痛は とにかく「痛い」、仕事は当然のように休職。経済的な不安、身の回りの処理能力の低下、炊事、洗濯、掃除、整理整頓、買い物、行動など、 全て「痛み」に耐え抜きながらです。相当なエネルギーを消費するので生活意欲が著しく低下してしまい、いつまで我慢すれば解放されるのかな?と期限が定まっていないので不安に拍車がかかります。生活目標を見失いそうになります。もっと深刻な痛みを伴う病気は世の中にあまたあると思いますが、私自身か今回渦中の人となり体験することで、その人たちや家族の不安感、絶望感、無力感、生活設計の大幅な変更等での気持ちをほんの少しながら実感することができたと思います。平成26年10月14日に発症し、整骨院が数件と整形外科が2件受診して納得できず、10月18日に「さいとう鍼灸院」への初回受診をしてから平成27年5月初旬まで計65回に及ぶ鍼灸治療を受け、5月現在、右下肢の痛みはほぼ全快。しつこかった右足のしびれも9割ほど解消されました。5月8日より青葉スポーツセンターでの筋トレと減量に励み、汗を流している日々であります。合わせて10 km ほどのウォーキングを消化できる程に回復しています。昨年10月の発症の時より「日記」をつけているので、より詳しい痛みと治療の経過を「さいとう整骨院ホームページ」に報告掲載とできると思うので、同じ悩みを持っている方は参考にしてください。第1回目は以上です。

坐骨神経痛体験記その2(詳細)

平成26年10月14日、仕事中に右腰部に違和感を感じました。夜になって自宅に近い接骨院を受診しまた。2~3日通院するも、今度は右足の付け根の激痛と痺れが増強しました。歩行も極めて困難となってしまい、アパートの2階へ登るのにも、手すりにつかまりつつ息も絶え絶えという状態となりました。当時、京急線蒲田から羽田線の次の駅「糀谷」の再開発事業を戸田建設から請負で私たちの会社がゲート前の警備を担当していました。いわゆる建設現場のガードマンです。平成26年5月頃より上記2年半でゲートの警備をする仕事に意気込みもあり、健康でさえあれば生活の安定と元請けである戸田建設からの評価を得られると目論んでいた矢先の故障でありました。 A 整骨院に計8回ほぼ毎日通ってみましたが、全く改善されませんでした。柔道整復師の方から他の疾患の疑いもあるので一度整形外科でレントゲンを撮ってみてはと助言されました。そこで近くの歩けば10分ほどの距離にある B 整形外科を受診。歩行で行こうと思いましたがとても無理な感じでした。当時から50cc バイクを持っていたのでその時は助かりました。このバイクがその後の移動の生命線となり、後々の生活に不可欠な伴侶となったことは間違いありません。また、以前は男子ながらも料理は好きで不自由なく料理をしていましたが、食生活も意気消沈が甚だしく、寝たきりではないが「プチ寝たきり」に近い日常とあいなってしまいました。情けないと言うか、精神的に先行きに暗雲が垂れ込めていた感じだったと思います。 B 整形外科でレントゲンを取り、ドクターから「加齢による脊椎の変形と脊椎狭窄症の疑い」という診断を受けました。処方薬は頚椎の痛みを抑えるための「ロキソニン」と血流改善のための薬を処方されました。パソコンを見ながらの診断でマニュアル通りとの印象を拭えませんでした。その為、通い続けるのもどうかなとその時に強く感じてしまいました。迷った末に「とにかく近いところ」を条件にタウンページを調べた結果、10月18日「さいとう鍼灸院」を予約して受診いたしました。鍼治療に関しては20年ほど前に「うつ状態を伴う首肩こり」の際に受けていたので全く抵抗はなかったです。むしろあらゆる疾患の最終章は「東洋医学」ではないかという信条のような思いもあったので、 B 整形外科の処方薬にもそれほど期待はしていませんでした 。

坐骨神経痛体験記その3(詳細)

10月中旬から11月いっぱいは痛みの最も激しい時期だったと思います。痛みの質は競輪選手じゃないけれど LINE があって、お尻の下の脚の付け根から大腿外側、下腿外側へ、そして足裏の半分より外側となるところが顕著で、これがすなわち坐骨神経の走行ラインとぴったり一致すると思いました。特に痛いのは、朝の起床時にベッドから降りる際の、最初の右足の一歩です。思わずうめき声が出てしまうほどでした。部屋の中でも片足を引きずりながらの移動となりました。私のアパートは和式のトイレでしたが、しゃがむ際は痛みはなくこれは不幸中の幸いでした。右足に重荷をかけると激痛が足の付け根に走るので、シンクの前に立って洗い物をしてましたが、その時の痛みは途中で蹲ってしまうほどの症状でした。特に状態を左側にねじると膝からのラインに沿ってビリビリと痛みが走り、腫れ物に触るような日常動作だったと思います。さいとう先生よりコルセットをすると腰のぐらつきが多少なりとも良くなり痛みの緩和に良いと助言があり装着してみましたが、椅子に座る際に腰が圧迫されて折れ曲がりその時の状態には決して心地よいものではなく、私には合わないと外してしまいました。また、入浴時に肩まで入り全身を温めて血行を良くすると良いと勧められましたが、痛みの強い時は入浴行動が地獄の苦しみとなりこれも無理でした。痛みで意欲というものが沸き起こって来ないのであります。 とにかく体を動かすことは、すなわち右足を動かすこととイコールであるので何もしたくない心境でした。幸いに10月、11月は何もしなければ汗をかく季節でもなく、外で労働もしていないので、入浴しなくてもそれほど不快感はなかったと思います。一週間に1回程度の入浴のこともままありました。そういう日常の中でやはり坐骨神経痛に関する情報が欲しくて、あざみ野の書店にバイクで結構通いました。私はパソコンを持っていないので情報はどうしても書店頼みになります。右足に痛みがあるとバイクに乗ることもかなり不安を抱えてのものでした。万一、間一髪の事態に遭遇した時、機敏に反応する自信が持てないと考えました。心なしかオドオドしながら乗っていたと思います。書店の中を移動するのもかなりきつい中、藁をもすがる思いで目を凝らして書棚を探し、「〇〇療法で腰痛は治る」「坐骨神経痛はこうして治る」などずらりと並んでいる書籍群をみて、ダイエット本と同様に腰痛は国民的な課題だと思いました。その中で、坐骨神経痛の治療で神奈川県に3名しかいないと言う整形外科の医師がたまたまあざみ野に開業しているという本を見つけました。その本によれば原因不明の腰痛は仙腸関節の微細な「ずれ」に起因するとのことで、リハビリそして腰、背中にソフトタッチの手技を施してズレを補正するというものでした。11月14日に整形外科を受診して以来5回ほどその手技療法を受けてみましたが、感想としてはこれでリハビリなの?と思うほど拍子抜けする内容でありました。ただ触っているといった程度でしょうか。この療法一回で嘘のように痛みが無くなるという例も本では紹介されていましたが、残念ながら私はその例には入らなかったようです。処方された内服薬は B 整形外科と同様の薬でした。原因不明の腰痛にはマニュアル的にはリリカとリマプロしか現段階ではないというのが実情でないか、全国で何万とある整形外科に通う何十万の患者はやはり私と同じ薬を処方されているではないかと思いました。何か「私」一個人の苦痛、痛みの訴えが、その他大勢の扱いで、機械的に扱われているようで虚しさが込み上げてくるのを感じました。11月に入ると朝晩の冷え込みも強くなり、私の右足も特に朝方膝から下は痺れが伴い、冷感が重なりホッカイロを手放せなくなりました。しかし「神経障害性」の冷えに対してはホッカイロはあまり効果がありませんでした。今思えば11月が一番辛い時期で、一週間以上の間、さいとう鍼灸院に行けない事も有りました。そこで、以前より所持していた登山用ステッキを使って500 M の距離を徒歩で行ったこともありましたが、バランスが悪く足を引っ掛けてしまうので、思い切ってステッキを二本にして通院するようにしました。11月28日に整形外科の医師に処方薬を服用しても痛みが改善されない旨を訴えると、青葉区内の 総合病院にて MRI を撮ってきてとの指示を受けました。「しびれの感覚は結構厄介だよ半年一年の単位で考えないとね」と言われました。また斉藤先生からも「神経にとって最初は痛み、次に来るのが痺れでどのようにな機序か不明だが最後の方の症状なので完全になくなるのは時間がかかる」と言われました。私はその時点で半年はおろか1年ぐらいを覚悟して、開き直りの気持ちでもあったと思います。12月2日 MRI のフィルムを頂き整形外科へ持ち帰りました。その所見は「全く異常なし」とのことでレントゲンも MRI も問題ないとのことです。右足の痛み、痺れがあるということは、俗に腰痛症の原因は9割が不明だという事、内部のインナーマッスルがどこかで神経を圧迫しているのではないかとのことでした。しかしその位置がわからないので整形外科の治療は薬を処方するか、手術しかない状態とのことでした。保存療法しかなく長期に及ぶのであれば安易に薬だけに頼るのではなく、徹底的に鍼とお灸の治療で行く以外は無いとこの時に思いました 。

坐骨神経痛体験記その4(詳細)

11月30日でさいとう鍼灸院への通算15回の受診。通院のたびに痛みの部位や歩行の程度などの経過を伝え症状に応じた鍼を打ってもらいました。時には2倍量の本数を打ってもらったり、灸も併用してもらったりと大サービスを受けたと思います。12月に入ってわずかながら痛みが和らぎ始め、歩行も10月、11月に比較して随分と楽にはなりましたが、痺れと冷感が相変わらず変化がありませんでした。ホッカイロの使い捨ては不経済なのでレンジで温めるタイプの湯たんぽを購入しました。腰を温めるとかなり楽になったと思います。雨の降らない日は可能な限り二本のストック仕様で通院するようにしていましたが、それでも歩行時間が長くなるに比例して痛みは増強しました。相変わらず台所での洗い物は辛く変わりませんでした。
12月27日に職場の上司に電話すると「これほど長くなるとは思わなかったでも体の不調なので致し方ないね」と言われました。実はこの上司も35歳の時、平成26年7月頃に事務所のデスクワーク中に突然腰痛を発症して近くの整形外科に足を引きずりながら受診した人です。診断名は「脊柱管狭窄症」で処方された薬は全く私と同様であったそうです。彼の場合は生まれつきのものもあり、内服薬でスッパリと痛みを解消できたらしいです。「同病相憐れむ」ではないが私の痛みにも理解を示してくれました。「分かる分かる」と苦笑いで同情してくれたのを覚えています。この点は大いに助けられました。そして、冴えない年末年始を迎えることとなり、1月2日箱根駅伝を楽しみにベッドより降りる際、突然最初の一歩の痛みが全くなくなって、「え本当かな」と逆に困惑するほどだったこと覚えています。以前より斉藤先生には伝えていましたが、右足をストレッチで開脚すると痛みのラインに沿って痺れが走り、左側へ戻すとスッと消える事があり、推測だが右腸腰筋がどこかで圧迫を受けていることは間違いないと思いました。無論もっと深い内部の小さな筋肉の可能性も否定できないが、斉藤先生によれば「背骨に沿って筋肉の張りがあり左右のバランスが良くない状態」とのこと、自分でも発症以来右腰椎のハリ感が常にあったのでどこかをかばって緊張してるのは理解できました。1月に入り総じて調子が上向きで経過していき、1月31日現在でも計35回通院。2月前半も小康を保った状態で日常生活の面でも 大きな変化はありませんでした。この病気になって怪我の功名と言う面もありました。私は何十年もシャワーのみで過ごしてきました。浴槽に浸かる事を苦手としていた上、冬でも浴室に入る前にシャワーを出して温めておけばなんとか凌いで来れました。この坐骨神経痛になってからは浴槽に体を沈め血行を良くすることの大切さを再発見、再認識した次第です。2月には痛みが軽減し体力低下を元に戻す意味でサッカーの長坂選手の体幹チューブトレーニングの本を購入。痛くない程度に部屋の中で実践トレーニングをしました。2種類のゴムチューブ付録付きだったので楽しくできたと思います。3月に入って右足が本調子か否かチェックする意味で大磯の標高180 M の山に登山をしてみました。アップダウンがあるので累積標高差は300M ぐらいだと思います。翌日は筋肉痛はあるものの本来の神経痛の症状が増強することはありませんでした。3月12日小田急線秦野下車で渋沢の登山標高221M、 歩行時間約2時間にチャレンジしましたがこれが良くありませんでした。神経の LINE に痛烈な痛みを覚え、多分炎症を起こしていたように感じます。その時、斉藤先生はアイシングをしてくれました。先月初旬まで強行登山が祟ったのかもしれません。また、うつ伏せ状態で背中の右側を押すと右の腰から臀部に痛みが走る状態となりました。3月19日会社の人事担当者より話がありました。会社に籍を置いたままの長期病欠は事務処理上困るので一旦退職届予定してくれとのこと、まあ会社としては当然の処置だから仕方ない、そうなれば本当に100パーセント回復して復職しないといけないという気持ちになりました。生半可な状態で復帰してまた再発して休むとなると信用問題となってきます。幸い「復職出来た暁には必ず仕事は確保しておくから」といわれ、その言葉を励みに無理せず頑張るしかないなと思いました 。4月上旬になって痛みはかなり軽減して楽になってきました。そのため整形外科のリハビリは全く通っていない状態です。内服薬だけはまだ不安があるので続けています。斉藤先生より「足底のしびれにイボイボの健康サンダルもいいよ」とアドバイスを受け早速試してみました。100円ショップで購入したのですが試してみるとかなり効果がありました。 体調も改善傾向で、ウォーキングを続けてするようになりましたが「光過敏症」である私としてはなかなか陽光の下で歩くのが厳しい部分もあります。そこで5月より青葉スポーツセンターのトレーニングルームに回数券を購入して通うようにしました。そこでのストレッチや腹筋などを徐々に行い日記をつけています。 運動の効果もあり痛みは緩和傾向で、血圧も高めだったのがだいぶ下がってきました。街中の散歩も地道に行いだいぶ歩けるようになったと思います。5月の終わりになり痛みや痺れがほぼ改善。ただしトレーニングを長時間やると下腿の外側に多少痛みや違和感を感じやすいのは残っています。しかしながら、当初の薬の効かない状態を考えると「鍼灸治療と運動療法」による指導で本当に改善したことに感謝しています。年齢的なこともあり他の重なる症状なども出てきましたが今後とも地道に健康第一に頑張りたいと思います。

この度は感想をお寄せいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします

K・Hの坐骨神経痛は歩行もやや困難状態な状態でした。時間が少しかかりましたが結果的に良い状態まで緩和、安定していて良かったです。自ら考え、行動するタイプの方で、積極的に症状や改善方法などを調べてくれて意見を交換しながらすすめられたのが良かったケースです。